- どうにしかしてパソコンを無料で手に入れられないだろうか?
- ネット回線会社では0円でパソコンを購入できるが、何か裏があるのか?
- 無料ではないにしても、数千円くらいでパソコンを買えないか?
このように思っている人は多いでしょう。結論からいうと、パソコンを無料で手に入れる方法はいくつかあります。
もっともポピュラーなのはネット回線会社の0円キャンペーンやキャッシュバックを利用すること。多少注意すべき点はありますが、少なくともパソコン代を払わずパソコンを手に入れられることに間違いありません。
しかし、それ以外にもいろいろな方法があります。
すべての方法を試せば、おそらくパソコンを無料で手に入れられるでしょう。本記事ではその具体的な方法を解説します。また無料ではないにしても、数千円程度でパソコンを入手する方法も説明しているので参考にしてください。
目次
パソコンを無料で手に入れる方法
パソコンを無料で手に入れる方法として以下が挙げられます。
- ネット回線会社の0円キャンペーン
- ネット回線会社のキャッシュバック
- ジモティー
- 自己アフィリ
- 親戚や知人からもらう
普通に考えれば、パソコンを無料でもらうのは無茶があるように聞こえます。しかし上記の方法で、調達することは可能です。
それぞれ詳しく解説するのご参考にしてください。
ネット回線会社の0円キャンペーン
ネット回線会社による0円キャンペーンを利用するのは、パソコンを無料でもらうにあたってもっとも現実的な手段です。ネット回線を乗り換えるつもりがあるなら有力な選択肢となるでしょう。
まずネット回線会社は、回線を契約してくれる人を探しています。そのためにいろいろなキャンペーンを打ったり、後述するようなキャッシュバックを提供したりします。
そして、「ネット回線を契約してくれたら、パソコンを無償であげる」というキャンペーンが打たれることもあるわけですね。
たとえば新品パソコン0円センターなどのサイトで、このようなキャンペーンを利用できます。サイトを見てもらえればわかりますが、たしかに0円でパソコンを購入可能です。
デメリットとして、ネット回線を新規に契約もしくは切り替えする必要がある点。また月額の通信費にパソコンの代金がまるまる乗っかっていて、実質無料とは言えないケースもあるので注意してください。
それでもネット回線を契約した時点で、(パソコン代が)無料でパソコンを調達できるのは事実。状況に応じてこの方法を活用するとよいでしょう。
ネット回線会社のキャッシュバック
ネット回線会社のキャッシュバックを利用するのも賢いやり方です。
これの仕組みは単純で、要するに「ネット回線に契約してくれたら、何ヶ月か利用を続けた場合、お金を返しますよ」というものですね。
この場合、ネット回線に契約した時点で、いったんパソコンを購入する必要はあります。しかしネット回線会社のキャッシュバックには、パソコン代をペイして余りあるほどの金額を設定しているケースも少なくありません。
中には5万円以上帰ってくるケースも。パソコン代がそれ以下なら、無料でパソコンを確保できると言えるわけです。
ただしこの方法の問題は、いったんはパソコンを購入する必要があること。手持ちがまったくない人には使えない方法なので注意してください。
ジモティー
ジモティーというサイトを使って、無料でパソコンを調達する方法もあります。
ジモティーとは、主に不要になったものをユーザー間で譲り合うサービスです。もちろんパソコンもさかんに取引されています。
多くの場合で売値がついていますが、なかにはゼロ円で引き取り手を募集する投稿も。これに応募すれば無料でパソコンをもらえる可能性があります。
ただし無料で、しかもパソコンをもらえるとなると応募者が殺到するのは避けられません。手に入れたいなら、頻繁にジモティーをチェックして、チャンスを逃さないようにしましょう。
自己アフィリ
自己アフィリを利用して、パソコンを無料で利用する方法もあります。
自己アフィリとは、「自分が設置したアフィリエイトリンクを自分で踏んで、さらに商品を購入する」という手法です。要するに「自腹を切る」やり方ですね。
しかし自己アフィリの場合、当然ながらアフィリエイト報酬が入ります。そして場合によってはパソコンの代金相当もしくはそれに近い金額が得られるケースがあるのです。
もしアフィリエイトの知見があるなら、自己アフィリを利用してみましょう。ただし無料ではなく若干の差額が出たり、報酬の振り込みまで日数がかかったりする点には注意しましょう。
親戚や知人からもらう
また親戚や知人からもらう方法あるでしょう。関係性しだいでは無料で譲り受けられるかもしれません。
現代は、一家に2台か3台のパソコンがあってもまったくおかしくない時代です。そして、大して必要でもなく、余っているケースも多々あるでしょう。
そういったものであれば、無償で譲り受けることも可能です。
ただし古いパソコンを譲渡してもらう場合は注意してください。スペックが低かったり、保証期間が終わったりしているケースもあります。
いまだにWindowsXPがインストールされているパソコンが出てきても、おかしくはありません。
【注意!】無料でパソコンをもらう場合に気をつけること
無料でパソコンをもらう場合は、以下の点に注意してください。
- 有償譲渡会はおすすめしない
- スペックが古すぎるのは注意
有償譲渡会はおすすめしない
一部の企業が開催しているパソコンの有償譲渡会に参加するのはおすすめしません。
この譲渡会は、主にファックスやハガキなどで告知されます。そこには、「不要になったパソコンを安く譲り渡す」といったことが書かれています。
しかし実際には安いどころか、相場の1.5~2.0倍で取引されているのが現状です。
一部の有償譲渡会は、パソコンを安く譲り渡すためには開催されていません。告知方法がファックスやハガキであることからもわかるように、知識がない人を相手に高値でパソコンを売りつける作戦、というのが実態です。
「譲渡」とか「格安」とか、「1年間保証」とかさも安心できそうな言葉を使っていますが、だまされてはいけません。
スペックが古すぎるものには注意
またスペックが古すぎるものには注意してください。あまりにも古いものだと、現環境でうまく動作しません。
目安としてですが、だいたい4年前くらいのパソコンが限界。それよりも前になると、時代遅れ感がいろいろな面で感じられます。
0円で入手するとなると、こういったパソコンを見かけることもあります。あるだけありがたいのですが、やはり最低限のスペックは重要なので、きちんと確認するようにしましょう。
無料ではないが数千円でパソコンをもらう方法
上記では、無料でパソコンを手に入れられる可能性がある方法を解説しました。チャンスがあれば狙ってみましょう。
ただし完全無料、ゼロ円でパソコンを調達するのは意外とむずかしいです。しかし無料でなく、数千円程度の負担を受け入れられるなら、パソコンを手に入れるためにできることは一気に広がります。
そうすると、以下の方法が使えるようになるわけです。
- ネットオークション
- フリーマーケット
- 廃棄品の引き取り
- 企業リース品契約期間の引き受け
- 官公庁オークション
- フードバンク
これらを総当たりすれば、自分に合ったものを見つけられるでしょう。それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
ネットオークション
もっとも手っ取り早いのはネットオークションを利用する方法です。たとえばヤフオクなら、簡単に安いパソコンが見つかるでしょう。
最近は規約が厳しくなり、問題ある商品や出品者が減っているのも重要なポイントです。割と安全にパソコンを入手できるでしょう。
運が良ければ未使用品や良好な状態のリユース品を安値で入手できます。
ただしネットオークションでは、当然ながら競りが起こります。これが激化すると金額が高騰するので注意してください。
フリーマーケット
地域で開催されるフリーマケットでパソコンを買う方法もあります。
フリーマーケットでは、相場はあってないようなもので、ハイスペックなパソコンが数千円で販売されていることも。思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。
またフリーマーケットでは、値引き交渉もある程度可能です。そして出品している側も販売のプロではないので、うまくやれば値切りできるでしょう。
問題は故障や保証に関してリスクがついて回ること。購入前に動作確認したり、保証書の有無を確認したりしましょう。出品者側が無知であるケースもあるので、その点はこちらである程度カバーする必要があります。
廃棄品の引き取り
企業や個人が廃棄しようとしているパソコンを引き取る方法もあります。パソコンは処分するときにお金がかかります。それならいっそ誰かに譲り渡して、少額でも利益を出そうとする人がいるわけです。
こういう人を見つけるには、Twitterなどをチェックするとよいでしょう。「パソコン 譲ります」などと検索すれば、それらしき投稿を見つけられるはず。
また先ほど紹介したジモティやメルカリを利用してもよいでしょう。
企業リース品契約期間の引き受け
かなり変わった方法ですが、「企業リース品の契約期間を引き受ける」というのもあります。
まず企業リース品というのが何を示すのか知っておきましょう。
企業が事業をおこなう際、ほんの少しのあいだパソコンが必要になることがあります。
短期間しか使わないので、そのたびに新品を買うわけにもいきません。そういうときは「リース品(≒レンタル品)」を使って、間に合わせます。
リース品に関しては、「⚪︎月から⚪︎月」までと、借りられる期間を定めるのが基本です。
しかしパソコンが必要な事業が、期間満了前に終わってしまうことも。そうすると企業は契約料を無駄にするわけです。
不要な出費を避けるため、「残り期間、代わりにお金を払って使う人はいませんか?」と募集しているケースがあります。そこに立候補すれば、リース料金を支払いつつ、パソコンを調達できるわけです。
問題はリースなので、いずれは返品できないこと。一時的にパソコンが必要だ、というケースにおいてのみ有効なので注意してください。
官公庁オークション
官公庁オークションを利用するのもひとつです。このオークションは、債務不履行などが原因で押収された資産を、再度民間に売却し、不履行になった貸付金などを回収するためにおこなわれます。
基本的に中古品、という背景があるため値段が安く、数千円で購入できるものも少なくありません。
問題は値付けがそこそこ適正で、ハイスペックなものは高価になりがちなこと。これでは予算オーバーになるケースがたいていでしょう。
しかし時々リーズナブルなものが出品されるので、それを狙いたいところ。定期的にオークションページを見て、よいものが出ていないかチェックしましょう。
フードバンク
かなり意外な方法ですが、フードバンクを利用する方法もあります。
まずフードバンクが何であるか理解しましょう。これは自治体や非営利団体が主体となって、地域の若者や高齢者に対して、本来廃棄されるはずだった食物を再分配する取り組みです。
そして近年ではフードバンク活動に一環として、パソコンを安価で提供するケースが増えました。これを利用できないか、一度探ってみましょう。
なお地域ごとでフードバンク活動が実施されているかどうかは、市役所などに問い合わせてみるとわかります。
まとめ
本記事では、パソコンを無料で入手することに関して解説しました。まずはその方法を振り返りましょう。
- ネット回線会社の0円キャンペーン
- ネット回線会社のキャッシュバック
- ジモティー
- 自己アフィリ
- 親戚や知人からもらう
このような方法で、パソコンを手に入れることは可能です。
またネットオークションやフリーマケットなどなら、完全無料とは言わないまでも、数千円程度でパソコンを購入できる可能性があります。少なくとも新品を十数万円以上出すよりも、はるかによいでしょう。
ただし基本的には中古のパソコンを入手することになるため、不具合や経年劣化、保証期限切れなどのリスクもあります。その点を踏まえたうえで、パソコンを探すようにしましょう。