【TP-Link Archer AX4800 レビュー】IPv6 IPoE対応で手の届きやすい価格の超高速Wi-Fi6ルーター

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テッチ

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Wi-Fiルーターを多数レビューしているテッチです。

リモートワークなどが拡大しネット環境が最重要な中、通信速度が遅いのは致命的。

従来の「IPv4 PPPoE」では時間帯によっては回線速度が遅くなってしまいがちです。

そこで今回紹介するのは、新方式の「IPv6 IPoE(V6プラス)」対応のルーター「TP-Link Archer AX4800」になります。

IPv6 IPoE対応機種で以前紹介した「Archer AX73」より多少スペックは劣るものの、性能的には必要十分。

本機は約12,000円で購入できる非常にコスパにすぐれたモデルです。

IPv6 IPoE」は固定回線とルーター両方の対応が必要です。

6本のアンテナで十分な通信範囲をカバーし、約4800Mbpsの高速通信80台までの接続台数を確保。

これ1台で安定の通信環境を構築できます。

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自宅の回線がV6プラスに対応しているならぜひこのルーターにするべきです!

それでは、「IPv6 IPoE(V6プラス)」対応の超高速ルーター「TP-Link Archer AX4800」を紹介していきます。

メリット
デメリット
  • IPv6 IPoE対応 
  • USBポートを搭載
  • 低価格で購入可能
  • 対応中継機でメッシュ可もできる
  • 6本のアンテナは存在感がある

本記事はメーカー様から製品を提供いただき作成しています。

【TP-Link Archer AX4800】概要

「TP-Link Archer AX4800」はデュアルバンド、Wi-Fi 6に対応したWi-Fiルーターです。

デュアルバンドに対応した本機の最大通信速度は、最大4898Mbpsとかなりの通信スピードを誇っています。

通信範囲と接続台数は以下のようになっています。

利用環境の目安
  • 広さ:戸建て3階建て/マンション4LDK
  • 接続台数:80台

ほとんどの住宅環境であれば、カバーしてくれるスペックはそなえていますが、電波は目では見えないもの。

複雑な構造などによって、特定の部屋に電波が届かないといったケースもあります。

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そんなときは中継機をプラスすると解決します!

本機に対応中継機をプラスするだけで、「TP-Link OneMesh」というメッシュWi-Fiネットワークを構築可能。

Wi-Fiの死角をなくすことで、電波の届きにくい部屋でも安定した無線接続が可能になります。

中継機を接続するだけで手軽にメッシュWi-Fiに

関連記事【TP-Link RE605Xレビュー】Wi-Fi 6対応!メッシュWi-Fiも構築可能で高速な通信環境を拡張できるWi-Fi中継機!

上位機種の「Archer AX73」と比較しても、本機のほうが最大速度が多少遅いのみ。それでいてこちらのモデルの方が2000円ほど安い価格設定になっているので、かなりのコストパフォーマンスを感じました。

機種名Archer AX4800
サイズ262.2 × 144.3 × 51.0mm
アンテナタイプ高性能固定アンテナ×6
ワイヤレス規格Wi-Fi 6
IEEE 802.11ax/ac/n/a 5 GHz
IEEE 802.11ax/n/b/g 2.4 GHz
通信速度5 GHz: 4324 Mbps (802.11ax, HE160)
2.4 GHz: 574 Mbps (802.11ax)
プロセッサー1.5 GHz トリプルコアCPU
有線ポートギガビットWANポート× 1
ギガビットLANポート× 4(うち2つは静的リンクアグリゲーション対応)
USB対応USB 3.0ポート× 1

対応フォーマット:
NTFS, exFAT, HFS+, FAT32

機能:
Apple Time Machine
FTPサーバー
メディアサーバー
Samba サーバー
(ルーターの利用状況に応じて利用可能なHDDサイズの上限やファイル数は上下します)
セキュリティーSPIファイアウォール
アクセスコントロール
IP & MACバインディング
アプリケーション層ゲートウェイ

HomeShield セキュリティ
リアルタイムIoT 保護
悪意のあるサイトのブロック
侵入防止システム
DDoS攻撃の防止
ホームネットワークスキャナー
ゲストネットワーク5 GHzゲストネットワーク×1
2.4 GHzゲストネットワーク×1
動作環境動作温度: 0℃~40℃

【TP-Link Archer AX4800】付属品、外観

それでは「TP-Link Archer AX4800」の付属品と外観をみていきましょう。

パッケージはグリーンでTP-Link定番のカラーリングになっています。

「TP-Link Archer AX4800」の付属品は以下の通りです。

同梱物一覧
  • Archer AX4800本体
  • ACアダプター
  • LANケーブル
  • 取扱説明書

LANケーブルはホワイトのものが付属。カテゴリー5eで長さは約1メートルでした。

電源アダプターはコンパクトでコンセントに挿しても干渉しにくい大きさです。

本体はブラックのクールな印象。外部アンテナは6本搭載しています。

中央は立体感のあるデザインが特徴的。光沢のあるブラックの切り替え部分も高級感があります。

下部にはLEDが内蔵されていて、接続状態などがひと目で確認できます。

サイズは262mm × 144m

アンテナを含めた高さは165mmになります。

11インチiPad Proと比較してもコンパクトな設計です。

裏面は排熱効率を重視したデザイン。

フック用の穴もあけられているので、壁掛けでの運用も可能です。

6本のアンテナは自由に動かすことが可能で、電波の指向性をコントロールできます。

背面には接続端子などが集約されています。

左側には各種ボタン類、中央にはLANポートが装備されています。

右側にはWANポートや電源ボタンがあります。

さらに本体右側面にはUSB-A端子を装備。外付けHDDなどをつないで簡易的なNASとして使用できます。

MEMO

Macの場合は外付けHDDを接続して、バックアップ用のTimeMachineとして使用することができます。

【TP-Link Archer AX4800】接続方法

「TP-Link Archer AX4800」の接続方法を解説していきます。

アプリのダウンロード

Tetherアプリを使用することで、かんたんにセットアップができますので、まずはダウンロードしていきましょう。

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テッチ

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アプリではさまざまな設定やコントロールが可能になります!

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接続手順

それでは接続手順を解説していきます。

  1. STEP

    ハードウェアの接続

    WANポートとモデムをLANケーブルでつなぎます。

  2. STEP

    本機のLEDが点灯するまで待ちます。

  3. STEP

    アカウントにログインする

    『TP-Link ID』を作成してログインします。

  4. STEP

    デバイスの選択

    「Archer AX4800」をタップ。

  5. STEP

    デバイス管理用のアカウントを作成します

  6. STEP

    接続タイプの設定

    自動検出を選択で大丈夫です。

  7. STEP

    SSIDとパスワードの設定

    初期設定のSSIDとパスワードをそのまま使用するなら変更は必要ありません。

  8. STEP

    最後に設定の確認をしましょう

    問題なければ「適用」をタップ。

  9. STEP

    お疲れさまです!設定完了です!

テッチ

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アプリの指示に従っていくと、かんたんに設定が完了します!

【TP-Link Archer AX4800】スピードテスト

「TP-Link Archer AX4800」の通信速度を測定してみました。

我が家の通信環境は以下の通りです。

自宅の通信環境

  • Softbank光 1Gbps 戸建てタイプ
  • 4LDK 2階建て
  • Wi-Fi接続機器が多数

テストを行った場所は以下の2箇所。

  • 1階リビング
  • 自宅内で電波が届きにくい2階の角部屋
テッチ

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Archer AX4800は1階リビングの中央に設置しています!

テストに使用した端末は下記の3種類になります。

テストに使用した端末

  • iPhone11(Wi-Fi 6)
  • iPhone8(Wi-Fi 5)
  • M1 MacBook Air(Wi-Fi 6)

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1階リビングでの測定結果

iPhone11

  • ダウンロード:504.8Mbps
  • アップロード:412.7Mbps

iPhone8

  • ダウンロード:358.7Mbps
  • アップロード:254.2Mbps

MacBook Air

  • ダウンロード:350.2Mbps
  • アップロード:149.8Mbps

ルーターを設置している、1階のリビングではかなり高速な数値が計測されました。

測定時はルーターから約1mの距離で行い、Wi-Fi 6対応のiPhone11ではダウンロードで500Mbps超えのすばらしい結果です。

我が家の通信環境は、Softbank光1Gbps 戸建てタイプなので、ここまでが限界値かと思いますが、下記のような高速な光回線を利用するとこのルーターの力をさらに発揮してくれます。

高速な光回線の一例

さらに複数の機器を同時に接続しても安定感は抜群。

本機の特徴である「6ストリーム」「MU-MIMO」による性能をしっかりと発揮し、家族が多くWi-Fi接続する端末が多い環境でも、ストレスを感じることはありませんでした。

テッチ

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たくさんの接続でも、ゲームや動画視聴が快適に楽しめますよ!

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2階角部屋での測定結果

iPhone11

  • ダウンロード:214.9Mbps
  • アップロード:172.6Mbps

iPhone8

  • ダウンロード:143.6Mbps
  • アップロード:147.7Mbps

MacBook Air

  • ダウンロード:237.9Mbps
  • アップロード:159.1Mbps

自宅では比較的電波の届きにくい、2階の角部屋でも測定をしてみました。

全体的に1階のリビングよりは速度が落ちていますが、実用的には十分といえる速度が出ています。

本機の6本のアンテナは、壁を隔ててもしっかりとした電波強度を保ってくれます。

【TP-Link Archer AX4800】まとめ

TP-Link Archer AX4800」をレビューしました。

メリット
デメリット
  • IPv6 IPoE対応 
  • USBポートを搭載
  • 低価格で購入可能
  • 対応中継機でメッシュ可もできる
  • 6本のアンテナは存在感がある

IPv6 IPoE(V6プラス)に対応し、約4800Mbpsの高速通信ができるWi-Fiルーターです。

通信範囲も広く、もし繋がりにくい部屋などがあっても対応中継機での拡張も可能なので幅広い使い方ができます。

テッチ

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高機能で約1.2万円で購入できるのはさすがTP-Linkさんです!

最後までありがとうございました。

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