MacBook Airを愛用しているテッチです。
デザインや使用感など総合的に満足しているMacですが、どうしても困ってしまうのが拡張性の乏しさ。
特に自宅のデスクに向かって作業をするときには、なにかと外部機器の接続にせまられるもの。
そんな環境を一気に改善してくれるのが「Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro」ドッキングステーションです。

MacBook AirにThunderbolt 3ケーブルを1本接続するだけで、USBやSDカードなどの接続端子を12端子にまで拡張。
大きなデータや周辺機器の接続も、超高速転送や拡張性がアップすることで解決し、デスク上での生産性のアップに貢献してくれます。
さらに、85wの電源供給までしてくれるので、他に充電器を用意する必要もありません。

テッチ
デスク上で接続機器が多い方には最適!Apple Storeでも取り扱われている確かな製品です!
それでは、「Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro」を紹介していきます。
目次
【Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro】付属品と外観
「Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro」はThunderbolt 3 対応デバイス向けに作られたドッキングステーションです。

Thunderboltとは、高速データ通信規格のひとつ。データ転送、電力供給、映像入出力を1本のケーブルでまかなうことができます。

箱を開けると本体がしっかりと固定され収められていました。

本体は、MacBook Airのスペースグレーとほぼ同色と言える絶妙なカラーリング。

実際のMacBook Airと比較しても純正品を思わせるような統一感。素材もMacとおなじアルミ製により、高級感をたっぷりと感じます。

本体左下には、所有欲を満たしてくれる「belkin」のロゴがさりげなく入っています。

サイズは「19.8cm × 8.1cm」。

iPhone11(6.1インチ)と比較するとこんな感じ。

厚みは2.5cmと薄型になっています。

重量は実測で434gとやや重さがありますが、デスクに設置したときの安定感が高まります。

底面は4つのゴム足がついています。

このゴム足は、かなりの滑り止め効果を発揮してくれるので、デスク上でのケーブルの抜き差しでも本体がズレません。

前面と背面には、合わせて12個のポートが搭載されています。


テッチ
詳しくみていきましょう!
前面
前面には超高速データ通信が可能なポート類が集約されています。

- USB-A 3.1Gen2(10Gbps)
- USB-C 3.1Gen2(10Gbps データ転送用)
- SDカードリーダー UHS-Ⅱ
- オーディオジャック
高速ポートを前面に配置することで、すぐにアクセスしたいSSDや、動画や写真を収めたSDカードなどをすぐにPCに取り込むことができます。
背面
背面にはPC接続用のThunderbolt 3やUSB-Aなど、常時接続しておくことが多いものが集約されています。

- USB-A 3.0 ×4(5Gbps)
- 有線LANポート(1Gbps)
- DisplayPort 1.4(8K/30Hz)
- Thunderbolt 3(40Gbps)
- Thunderbolt 3 PC接続用(40Gbps 最大85w)
- DC入力ポート
USB-Cが普及しているとはいえ、まだまだ多いUSB-Aに機器を4台も接続可能になるのは大きなポイント。
映像出力では、ThunderboltとDisplayportに同時接続でデュアルディスプレイ(4K/60Hz)も可能。
シングルディスプレイであれば、最大8K/30Hz(7,680 x 4,320)までの出力に対応します。
「Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro」の付属品は以下の通りです。

- Thunderbolt 3 Dock Pro本体
- Thunderbolt 3 ケーブル(長さ:0.8m)
- 電源ユニット
- 取扱説明書
PCとの接続に使用できる「Thunderbolt 3ケーブル」が付属。ケーブルの長さは0.8mと程よい長さになっています。


電源ユニットはなかなかの大きさ。

本体と比較しても負けないくらいの大きさになっています。


テッチ
結構ジャマになってしまいますよね。
解決策として、ボクはデスク下にエレコムのケーブルメッシュトレーを設置し、その中に収めることで存在感を消しています。

電源ユニットについてもうひとつ。
プラグ部分は3ピン仕様のものが標準となっています。

ボクは製品到着後に気づき、エレコムの変換プラグをその後に注文し対応しました。

「Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro」を購入予定の場合は、変換プラグは先に用意しておきたいところです。


【Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro】使ってみた感想
「Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro」を実際に使ってみた感想を書いていきます。
まず、実際にデスクに設置した感じはこちら。薄型のデザインは、モニター下に置いても圧迫感もなくコンパクトなスペースでの設置ができました。



テッチ
デスクをスッキリ見せたい人にもおすすめです!
ケーブル1本での運用がとても便利
本機はMacBook Airに対して、ケーブル1本の接続で運用が可能です。

基本的に自宅では外部モニターとの組み合わせで、クラムシェルモードで作業をする自分としてはかなり便利。

持ち運ぶときはケーブルを抜くだけ、帰宅したらまたケーブルを挿すだけで完結します。

モニター出力だけではなく、Macに対して最大85wの電源供給ができるので、充電ケーブルなどを別に用意する必要もありません。

さらに、ドックステーションに接続した機器に対しても電源供給をおこなってくれます。
ボクが使用している「MacBook Air」に関しては30wの給電があれば足りるので余裕の運用ができます。

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ケーブル1本での接続は本当に快適です!
超高速データ通信で大きなファイルでも快適
本機の前面には、超高速なデータ通信が可能になるポートをそなえています。

- USB-A 3.1Gen2(10Gbps)
- USB-C 3.1Gen2(10Gbps データ転送用)
- SDカードリーダー UHS-Ⅱ
USB-A、USB-Cの2ポートは10Gbpsの高速通信が可能。
10分程度の動画(約8GB)をMacBook Air本体からサンディスクの外付けSSDに移動してみました。

結果としては約10秒で転送が終了。動画や写真などの大きなファイルの移動も短時間で終わるので、レスポンスのよさを実感できました。
Disk Speed Testを使用して数値を確認しても凄まじいスピード感。規格通りの高性能ぶりを発揮してくれました。

有線接続ができる
自宅では、TP-Linkの高性能なWi-Fiルーター「Deco X60」でメッシュWi-Fi環境を構築していますが、やはり最高の安定感を求めるなら有線接続がベストな選択。
「Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro」では背面に有線LANポートを装備しているので、ケーブルを目立たせることなく接続ができるのが大きなポイントでした。

Wi-Fi接続と有線接続でスピードテストを行ってみました。
Wi-Fi接続

有線接続

Wi-Fi接続でも十分な速度は出ていますが、有線接続にすることでダウンロードで約1.5倍、アップロードで約2倍のスピードアップ。
もちろんスピードだけではなく、安定性の向上にもつながるので、Web会議などもスムーズに行なえます。

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有線接続は正義!
本体の発熱は多少気になる

使用していく中で気になったポイントは、本体の発熱です。
各社でもドッキングステーションが発売されていますが、どの製品も発熱問題はあるようですね。
供給電力も大きく、PCやその他の機器にも電力供給がされるとなると仕方がない部分かと思いますが、気になってしまう人も居るかも…。
ここは接続機器などにより違いは出てくるかもしれませんので参考までに。
【Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro】まとめ

「Belkin Thunderbolt 3 Dock Pro」をレビューしました。
- MacBookと外部モニターをケーブル1本で運用したい
- Macに接続する周辺機器が多い
- 写真や動画などを高速に転送したい
- 有線接続を使いたい
- デスク上をスッキリさせたい
MacBookとケーブル1本で接続するだけで、12ポートまで拡張できるのはとても便利な使い心地。
大容量の写真や動画をたくさん扱うなら、外付けSSDやSDカードなどから高速転送ができるので、作業効率のアップにも貢献してくれます。
3万円以上の高価な製品ですが、自宅で周辺機器が多く外部モニターで作業をする方なら、ドッキングステーションなしではやっていけないと思ってしまうことでしょう。

テッチ
最強の拡張性が手に入りますよ!
最後までありがとうございました。
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