迫力のある低音が大好きなテッチ(@tetsusea1)です。
ロックを愛するボクの音楽視聴に欠かせないのは低音の迫力。
かといって出過ぎた低音は、ただのぼやけたサウンドになってしまうのが意外と難しいポイント。
絶妙な重低音サウンドのイヤホンってあるの?
そんな方におすすめしたいのが、ラディウスから発売されている完全ワイヤレスイヤホン「radius HP-V700BT」です。
迫力の重低音が魅力の本機は、ノイズキャンセリングや専用アプリなどには対応していませんが、全ての情熱を良質のサウンドのために注ぎ込んだ音質特化のイヤホンです。
キレのある締まったサウンドは臨場感たっぷりで、まるでライブ会場にいるかのような錯覚まで体感させてくれます。
テッチ
radius HP-V700BTの重低音サウンドは最高ですよ!
またスペック面でも
- Bluetooth5.2
- Qualcomm「QCC3040」チップ
など最新の技術を搭載し、サウンド面はもちろん、接続の安定性や低遅延など完全ワイヤレスイヤホンの弱点をうまくカバーしてくれているモデルです。
それではキレのある重低音サウンドが特徴の完全ワイヤレスイヤホン「radius HP-V700BT」を紹介します。
目次
【radius HP-V700BT】概要
「radius HP-V700BT」は重低音サウンドが特徴の完全ワイヤレスイヤホンです。
ラディウスとはApple社をルーツとしてアメリカで生まれ、日本で育ったオーディオブランド。
1996年の設立当初は、MacOS互換機の「Supermac」をはじめ、高品質なグラフィックボードや動画編集ソフトなど、PC関連のハードウェア・ソフトウェア製品を開発していました。その優れた技術力を活かして、2006年よりオーディオ業界に本格参入。
音響設計からデザインまでを日本国内でこだわり抜いて行い
- 重低音モデル「VOLT」シリーズ
- フラットサウンドモデル「NeEXTRA」シリーズ
など、数々の名機を世に送り出してきた、知る人ぞ知るオーディオブランドです。
テッチ
ラディウスさんの音へのコダワリを感じます!
そんなこだわりのオーディオブランドが作るイヤホンはまさに音質特化と言えるもの。
そして今回紹介する「radius HP-V700BT」は「Ne(new ear)」の名を冠する新たなオーディオブランドとなるモデルです。
「radius HP-V700BT」の詳細スペックは以下の通りです。
機種名 | radius HP-V700BT |
---|---|
電池持続時間 | 最大11時間、充電ケース使用時 最大50時間 |
通信方式 | Bluetooth5.2 |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
対応コーデック | SBC・AAC・aptX・aptX Adaptive |
最大通信距離 | 10m |
充電時間 | イヤホン 約2.5時間、充電ケース 約3時間 |
充電端子 | USB-C |
【radius HP-V700BT】付属品、外観
それでは付属品と外観を見ていきましょう。
オールブラックの高級感を感じるパッケージが印象的です。
内箱もしっかりとしたもので、開封から気分を上げてくれます。
付属品類はこちらのケースに収納されていました。
- radius HP-V700BT本体
- 充電用ケーブル
- 交換用イヤーピース
- 取扱説明書
イヤーピースは(XS・S・M・L)の4種類が付属しています。
Mサイズは開封時にイヤホンに装着されています。
充電用のUSBケーブルは「USB A to C」が付属しています。
ケースはなかなかのボリュームがあるタイプです。ブラックでさらさらとした手触りで指紋などはつきにくい印象です。
手に収まる大きさではありますが、厚みはかなりしっかりしているので持ち運び時の収納はやや困るところ。
テッチ
パンツのポケットだと収まりはよくないですね…。
ケースが大きい「BOSE QuietComfort Earbuds」と比較しても負けない存在感があります。
コンパクトなケースの「JBL CLUB PRO + TWS」「Apple AirPods Pro」と比較すると、ひとまわりほど本機が大きく感じます。
ケース自体は自立が可能になります。
正面から見たときも、下部にさりげなくモデル名が入っているだけでシンプルです。
背面には充電用のUSB-Cの端子があります。最近のトレンドになりつつある、ワイヤレス充電には対応していないのは多少残念なところ。
底面には機器の仕様などが記載されています。
ケースを開くとイヤホンがしっかりと収まっています。
ケースの内部にはバッテリー残量を表すLEDが内蔵されています。
LED | バッテリー残量 |
---|---|
○○○○ | 100%〜75% |
○○○ | 74%〜50% |
○○ | 49%〜25% |
○ | 24%〜1% |
イヤホン本体はブラックをメインカラーとした中で、中央のゴールド部分がアクセントになっています。
テッチ
高級感を与えてくれるルックスです!
IPX4の防水性能を備えているので、軽い汗や雨から本体を守ってくれます。さらに音楽コントロールなどはタッチ操作が可能です。
タッチ操作方法 | 左イヤホン | 右イヤホン |
---|---|---|
再生/停止 | 1回タップ ● | 1回タップ ● |
曲送り | ー | 1回タップ ● |
曲戻し | 1回タップ ● | ー |
音量UP | ー | ロングタップ |
音量DOWN | ロングタップ | ー |
電話を受ける | 1回タップ ● | 1回タップ ● |
着信拒否 | 2回タップ ●● | 2回タップ ●● |
終話 | 1回タップ ● | 1回タップ ● |
モード切り替え | 3回タップ ●●● | 3回タップ ●●● |
本体背面には「L・R」の表記があるので装着時やケース収納時に左右を間違えることがありません。
イヤーピースを含め本体はかなり耳の奥に入り込むかたちです。
イヤーピースはラディウス独自の「ディープマウントイヤーピース」を採用
従来のイヤーピースとは異なり、耳のより奥でフィットする形状で安定した装着感と高い遮音性により、低音豊かな楽曲再生を実現してくれます。
テッチ
フィット感と密閉感はかなり高いです!
【radius HP-V700BT】接続方法
「radius HP-V700BT」の接続方法を解説します。
テッチ
iPhoneでの接続方法を説明しますね!
- STEP
ケースからイヤホンを取り出すとペアリングモードに入ります。
- STEP
iPhoneの設定 → Bluetoothから「radius HP-V700BT」をタップ。
- STEP
「radius HP-V700BT」が接続済みになっていれば接続完了です。
【radius HP-V700BT】レビュー
「radius HP-V700BT」を実際に使ってみての感想です。
音質について
「radius HP-V700BT」の音質について書いていきます。
まず感じたのは、ドンシャリ傾向の重低音サウンドです。
ボクが好むラウドロックなどとの相性はかなりよく、
- 激しいギターリフ
- ドラムのキック音
などはかなり心地よく聴こえ、バンドサウンドのなかでもそれぞれの楽器の音がしっかりと際立ち、脳内をヘビィーなサウンドで響かせてくれます。
テッチ
Fear, and Loathing in Las Vegasやcoldrainを聴くとライブ会場に居るようで幸せになれます!
重低音サウンドを作り上げている要素として下記の2点があげられます。
搭載するダイナミックドライバーに「カーボンファイバードーム振動板」を採用しました。高剛性で軽量かつ寸法安定性に優れた厚さわずか75μmのカーボンファイバーペーパーをPU振動板のドーム部に貼付することで、伝搬速度と内部損失の理想的なバランスを実現。カーボンファイバードームとPUエッジのしなやかなストローク性能により、付帯音のない豊かな低音と繊細な中高音を両立しました。
さらに通常の銅線に比べて軽量なCCAW(銅クラッドアルミ線)ボイスコイルとN45の高磁力マグネットを搭載することで、トランジェント特性に優れたパワフルでキレのある重低音を再生します。
カーボンファイバードーム振動板ドライバーに加え中高音域の再現性を高めるために高解像度、低歪率かつ低電力の超小型BAドライバーを搭載。ハイブリッド性能を充分に発揮するため、周波数特性のクロスオーバーを緻密に調整し、TWSとして他に類を見ない圧倒的な音場感と躍動的なダイナミックレンジを実現しました。
素材や構造にこだわった設計で、重低音にポイントを置きながら中高音域も潰れていないところに質の高さを感じます。
聴き込むごとにクセになるような重低音サウンドですっかり虜になってしまいました。
少し残念に感じたのはアプリに非対応なのでイコライザー調節ができないところ。
テッチ
もう少し高音域をあげられると、さらに好みなサウンドになりそうなので残念です。
自分好みにカスタマイズすることはできませんが、ベースの音作りがしっかりしているので、ほぼ満足できる音質です。
外音取り込みは微妙、ホワイトノイズも気になる
「radius HP-V700BT」はノイズキャンセリング機能は非搭載ですが、イヤホンを装着したままでも外の音が聞ける「外音取り込みモード」には対応しています。
しかしこちらの外音取り込みの質はちょっと微妙。
テッチ
ザラつきがあり、不自然な音でかなり気になってしまいましたね…。
外音取り込みに比重を置く使い方であれば、別の選択肢を考えたほうがよさそうです。
さらに気なったのが、無音になったときのホワイトノイズです。
多少ながら「サー」という音が耳に入ってくるのは気になる方もいるかもしれません。基本的に音楽を聴いているときは気になりませんので、そこまでの心配は必要ない部分でしょう。
遅延は気にならないレベル
完全ワイヤレスイヤホンは、Bluetoothでの無線接続なので遅延が気になるところです。
本機の対応コーデックは以下の4種類となっています。
- SBC
- AAC
- aptX
- aptX Adaptive
iPhoneでの低遅延コーデック、AACに対応しているのはもちろん、Androidユーザーにも嬉しいaptX、aptX Adaptiveなどにも対応しています。
ただ「aptX Adaptive」については筆者が対応デバイスを所持していないためしっかりと確認することができませんでした。
テッチ
申し訳ありません…。
Qualcomm「QCC3040」チップによる接続の安定性もあり、使用中に音切れや接続が切れることもありませんでした。
実際にiPhoneとの組み合わせで、動画コンテンツとして
- YouTube
- Amazon プライムビデオ
を視聴してみましたが特に遅延を感じること無く楽しむことができました。
テッチ
動画やライブ映像などを迫力のサウンドで楽しむことができます!
【radius HP-V700BT】まとめ
「radius HP-V700BT」をレビューしました。
重低音に特化したサウンド傾向の本機は、ロックやダンスミュージック、EDMなどの音楽を聴くのに最適なチューニングが施されています。
響き渡る迫力のサウンドが脳内に広がる感覚は快感のひとこと。
重低音が好きな方にはとてもおすすめできるイヤホンとなっています。
テッチ
個人的にはゴリゴリのギターサウンドとドラムのキック音がたまりません!!
最後までありがとうございました。
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テッチ
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