モバイルWi-Fiはどこで買うべき?比較ポイントや注意点も解説

モバイルWi-Fiはどこで買うべき?

モバイルWi-Fiはどこで買えるの?

どこのモバイルWi-Fiを買えばいいのか分からない

外出先にインターネットを利用したい際に、非常に便利であるモバイルWi-Fi。

近年では、通信容量の多いタイプや通信速度の早いタイプのWi-Fiなど、さまざまな特徴を持った商品が存在します。

そのため、モバイルWi-Fiをどこで買えばいいのか、どの商品を買えばいいのか迷う人もいるでしょう。

この記事では、モバイルWi-Fiがどこで買えるのか、主な比較ポイントについて解説します。

最後には、用途別おすすめモバイルWi-Fi5選を紹介するので、ぜひ自分に合ったモバイルWi-Fi選びの参考にしてください。

モバイルWi-Fiはどこで買える?

モバイルWi-Fiを購入できる場所は主に以下の3つです。

  • 家電量販店
  • 通信キャリアショップ
  • インターネットサイト

それぞれの購入場所によって異なるメリットとデメリットを紹介するので、自分の希望に合った購入場所を選ぶようにしましょう。

家電量販店

ヤマダ電機やビックカメラといった家電量販店でモバイルWi-Fiを購入することが出来ます。

家電量販店で購入する場合は、その日中に利用できる点や種類が豊富に用意されている点、実際に触って選択できる点がメリットです。

その他にも、店員に相談しながら目的に合った商品を探すことが可能なため、モバイルWi-Fiの知識がない場合でも、安心して購入できます。

しかし、家電量販店でモバイルWi-Fiを購入すると、他の場所に比べて初期費用が高くなってしまう傾向があるため注意が必要です。

家電量販店によっては、タブレットやパソコンと一緒に購入すると、割引されるなどのサービスを行っているので、あらかじめ調べてから買いに行くことをおすすめします。

通信キャリアショップ

モバイルWi-Fiは、auやdocomo、Softbankなどの通信キャリアショップでも購入できます。

また、通信キャリアショップでモバイルWi-Fiを購入する場合は、ルーターと回線をセットで契約することが一般的です。

通信キャリアショップは、家電量販店で購入する際と同じように、購入して即利用できる点とスマホなどと同時に契約できる点がメリットです。

しかし、通信キャリアショップのモバイルWi-Fiの料金は、他の場所に比べて人件費やその他オプションのコストが掛かるため、料金が割高である傾向があります。

さらに、モバイルWi-Fiの知識が無い状態で購入しに行く場合、必要ないオプションが適用されていたり、値段の高い契約を結んでしまう危険性もあります。

そのため、通信キャリアショップで購入する場合は、訪れるキャリアのモバイルWi-Fiについてあらかじめ調べてから行くことがおすすめです。

インターネットサイト

近年では、インターネットでも多くのモバイルWi-Fiが販売されています。

インターネットでは、回線業者でルーターと回線を一緒に契約するパターンとECサイトでルーターのみを購入するパターンを選ぶことが可能です。

インターネットサイトで購入する場合は、実際にお店に行く必要が無く、時間を気にすることなく自分の都合の良い時間に申し込みできる点がメリットです。

その他にも、人件費が掛からないため割安で購入できる点や割引などのキャンペーンが充実している点も非常に魅力的です。

しかし、必要な情報を自分で調べなくてはならない点や実際に利用できるまでに多少の時間が掛かってしまうデメリットがあります。

そのため、なるべく安くモバイルWi-Fiを購入したい人や自分で欲しいモバイルWi-Fiを探せる人はインターネットサイトでの購入がおすすめです。

モバイルWi-Fiの主な比較ポイント

モバイルWi-Fiの主な比較ポイント

自分に合ったモバイルWi-Fiを選ぶ際に、重要なポイントは以下の3つになります。

  • 通信速度
  • データ通信容量
  • ルーターの機能性

それぞれのポイントについて解説するので、ぜひ自分が重要視するポイントがどれか検討する参考にしてください。

通信速度

モバイルWi-Fiは使用するルーターや回線によって通信速度が大きく異なります。

せっかく購入したのに、通信速度が遅くて使えないといったことを避けるためにも、自分の利用用途に対応できる通信速度のモバイルWi-Fiを選択することが非常に重要です。

各社のモバイルWi-Fiの平均通信速度は以下の通りです。

社名平均通信速度(下り)
カシモWiMAX71.34Mbps
au(Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01)60.93Mbps
docomo(Wi-Fi STATION SH-05L)67.45Mbps
Softbank(Pocket WiFi 802ZT)43.88Mbps
楽天モバイル(Rakuten WiFi Pocket)22.53Mbps

必要な通信速度は、使用用途によって異なりますが、上記のような平均通信速度が20Mbps以上のモバイルWi-Fiであれば、問題なく使用できるでしょう。

使用用途別の必要通信速度は以下の通りです。

使用用途必要通信速度(下り)
WEBサイトの閲覧5Mbps
動画視聴10~20Mbps
オンラインゲーム20Mbps
クラウドデータのダウンロード10~20Mbps
SNS10~20Mbps

表の必要平均速度はあくまで目安であり、高画質の動画を視聴する場合や大規模デートのダウンロード場合は20Mbps以上を必要とする可能性があります。

その場合、20Mbpsを超えるモバイルWi-Fiでも遅く感じてしまうため、常に快適に利用したい人は平均通信速度が速い5GのモバイルWi-Fiがおすすめです。

反対に、必要最低限の通信速度が出ていれば問題ないといった人は、比較的安い大手通信キャリアのモバイルWi-Fiをおすすめします。

データ通信容量

データ通信容量は、ルーターや契約プランによって異なります。

契約しているデータ通信容量を超えてしまった場合は、当月中は速度制限が掛かってしまい、満足に利用することが出来なくなってしまいます。

反対に、自分の使う目安の容量以上が使えるプランを選択すると、余った容量分の無駄な料金を支払ってしまうことになるので、自分の使用量に合ったプランを選びましょう。

基本的に1ヶ月でのデータ通信容量のプランは以下の4種類に分かれています。

  • 1~10GB(少容量プラン)
  • 10~50GB(中容量プラン)
  • 50~100GB(大容量プラン)
  • 100GB~(無制限プラン)

基本的に、この4種類から自分に合ったプランを選択すれば、失敗することなく利用できるでしょう。

また、自分が一ヶ月でどのくらい容量を使うのか分からない人もいるかもしれません。

モバイルWi-Fiを利用した際の、用途別データ使用量の目安は以下の通りです。

使用用途10GB50GB100GB
WEBサイトの閲覧約24,000回約120,000回約240,000回
通話(LINEなど)約45時間約225時間約450時間
ビデオ通話(ZOOM)約15時間約75時間約150時間
動画視聴(YouTube)約10時間約50時間約100時間
音楽(Spotify)約70時間約350時間約700時間

WEBサイトの閲覧や音声通話などの大きな容量を必要としない生活内で利用する場合は、10GBのプランでも問題なく過ごせるでしょう。

しかし、仕事や学業でのビデオ通話やYouTubeをたくさん見たいといった人は、50GB100GB以上を選択することをおすすめします。

ルーターの機能性

通信速度や通信容量など回線に関する比較ポイントも重要ですが、ルーター自体の機能性も大切な比較ポイントです。

例えば、最大同時接続台数はルーターによって異なり、少ない機種の場合は5台程ですが、接続台数の多い機種の場合であると最大15台と大きな差があります。

そのため、モバイルWi-Fiを自宅でパソコンやスマホ、ゲーム機などのさまざまな機器に接続する場合は、同時接続台数が多い機種を選ぶ必要があります。

また、外出先で利用したい人は、モバイルWi-Fiの電池の持ち時間も重要な比較ポイントです。

電池の持ち時間も機種によって多少異なりますが、時間が長い機種で最大13時間程持つので、長時間連続で利用したい人でも安心して利用できるでしょう。

その他にも、自動で省エネモードに切り替わるタイプや一定時間の操作が無い場合にWi-Fiを自動解除してくれるタイプなどがあります。

モバイルWi-Fiを買う際の注意点

モバイルWi-Fiを買う際の注意点

モバイルWi-Fiを購入する際には、注意しないと快適に利用できなくなってしまう点が3点あります。

  • モバイルWi-Fiを使うには、ルーターと回線の両方が必要
  • 使用回線の対応エリアを確認する
  • クラウドSim型かWiMAX型かで特徴が異なる

それぞれの注意点について解説します。

モバイルWi-Fiを使うには、ルーターと回線の両方が必要

モバイルWi-Fiを利用するためには、ルーターだけでなく回線も契約する必要があります。

そのため、家電量販店や通信キャリアショップでモバイルWi-Fiを購入する際は、ルーターと回線を同時に契約する場合が一般的です。

しかし、ルーターにこだわりがある場合は、AmazonなどのECサイトでルーターだけを購入することも可能です。

そのようなECサイトでは、回線が必要であると知らない人が、ルーターだけを購入すれば安く済むと勘違いしてしまい、購入後に使えないといったケースがよく見られます。

そのような失敗をしないためにも、ECサイトでルーターを購入する際は、必ず通信会社と回線契約することを忘れないようにしましょう。

また、ルーターと回線を同時に契約する場合の方が、別々で購入する場合に比べて料金が安く済む傾向があります。

別々で購入する場合よりも、手間や知識が必要ないため、特にルーターにこだわりが無い人は同時に契約することをおすすめします。

使用回線の対応エリアを確認する

モバイルWi-Fiは、基本的に全国で利用することが可能です。

しかし、5GのモバイルWi-Fiの場合は5Gに対応していないエリアが一部存在し、非対応エリアで利用すると、4Gとなってしまう可能性があります。

その他にも、楽天モバイルの無制限プランでも、楽天回線に対応していないエリアでは、一ヶ月5GBしか利用できない制限があります。

このように、各通信キャリアによって対応エリアが異なって設定されているため、契約後に利用できないといったことが無いように、注意が必要です。

インターネットサイトでモバイルWi-Fiを購入したい場合は、自分の利用場所があらかじめ対応エリア内にあることを確認してから検討しましょう。

クラウドSim型かWiMAX型で特徴が異なる

モバイルWi-Fiには、「クラウドSim型」と「WiMAX型」の大きく分けて2種類の異なる通信規格を用いたタイプが存在します。

一見どちらのタイプのモバイルWi-Fiを使っても同じように感じるかもしれませんが、タイプによって通信速度や対応エリアなど大きく異なります。

使用用途によって合うタイプが異なるため、どちらが自分に合っているかを正しく見極めることが大切です。

クラウドSim型とWiMAX型の主な違いを以下の表にまとめました。

クラウドSim型WiMAX型
データ容量20~200GB月7GB/容量無制限
通信エリアとても広い都市や県中心部
最大速度下り150Mbps/上り50Mbps下り440Mbps/上り75Mbps
速度制限128kbpsに制限最大1Mbpsに制限
海外利用可能不可能

クラウドSim型は、データ容量に制限があるものの、通信エリアが全国的にとても広いため、場所に関係なく利用できます。

また、海外でも気軽に利用できるため、海外旅行が趣味といった人でも安心です。

WiMAX型は、容量無制限の商品が多く、通信エリアは狭いものの、通信速度がクラウドSim型よりも速いため、動画視聴やビデオ通話が多い人におすすめです。

おすすめのモバイルWi-Fi5選

最後に、用途別のおすすめのモバイルWi-Fiを5つ紹介します。

  1. 通信容量で選ぶなら「GMOとくとくBB」
  2. コスパで選ぶなら「楽天モバイル」
  3. 5G対応ルーターなら「BIGLOBE WiMAX +5G」
  4. クラウドSimなら「THE WiFi」
  5. 長期的に利用するなら「どこよりもWiFi」

それぞれのモバイルWi-Fiについて解説するので、ぜひ自分の用途に合った商品を見つけてください。

 ①通信容量で選ぶなら「GMOとくとくBB」

契約期間2年間
データ容量無制限
事務手数料3,300円
月額料金~2ヶ月目:1,474円 3~36ヶ月目:3,784円 37ヶ月目~:4,444円
最大通信速度下り最大2.7Gbps 上り最大183Mbps

GMOとくとくBBは、データ容量が無制限であり、最大通信速度も比較的速い点が最大の魅力です。

大手通信キャリアのモバイルWi-Fiなどと比較してしまうと、月額料金が少し高くなってしまいますが、料金に見合った快適さを得られます。

そのため、仕事や学業でビデオ通話が必要な人や、動画視聴やオンラインゲームを容量の心配なく行いたい人におすすめです。

また、インターネットサイトから契約申し込みが行うことが可能で、最短で翌日から利用できるなど、緊急で欲しい時でも対応できます。

さらに、他社からGMOとくとくBBに乗り換えた場合、最大で49,000円のキャッシュバックを受けられるので、実質料金が0円になる可能性もあります。

②コスパで選ぶなら「楽天モバイル」

契約期間縛りなし
データ容量無制限(楽天エリア外の場合:5GB)
2年間利用総額82,025円
実質月額料金3,281円(通信量によって変動)
最大通信速度下り最大150Mbps 上り最大50Mbps

楽天モバイルは、契約手数料と解約違約金が発生せず、キャッシュバックを上手く活用することによって端末料金も無料で済むため、非常に安く利用できます。

また、とても安く契約できるにもかかわらず、楽天エリア内であればデータ容量は無制限で利用できることは、楽天モバイルならではのメリットです。

さらに、他社と大きく違う点が「契約期間に縛りが無い」ことです。

仮に契約して一ヶ月以内に解約した場合でも、解約違約金が発生しないため、お試し気分で利用して、自分に合わなかったら辞めるといった決断が出来ます。

そのため、通信速度やルーターの機能性に特にこだわりが無く、とにかく料金が安くて十分に利用できるモバイルWi-Fiが欲しい人におすすめです。

③5G対応ルーターなら「BIGLOBE WiMAX +5G」

契約期間1年
データ容量無制限
契約事務手数料3,300円
実質月額料金3,401円
最大通信速度下り最大2,7Gbps 上り最大150Mbps

BIGLOBE WiMAX +5Gは、5G対応のモバイルWi-Fiの中でも対応エリアが比較的広く、通信速度が速い点が魅力的です。

すでに、5G対応のモバイルWi-Fiのルーターを持っている人は、BIGLOBE WiMAX +5GのSimカードだけ購入することもできます。

さらに、モバイルWi-Fiの支払い方法では、口座振替に対応している数少ない会社であるため、クレジットカードが無い人でも安心して申し込むことが可能です。

また、BIGLOBE WiMAX +5Gも契約期間に縛りが無いため、利用してみて不便に感じた場合は、すぐに解約できます。

そのため、5GのモバイルWi-Fiを試しに利用したい人やルーターと回線を別で購入したい人などにおすすめです。

その他にも、申し込みの翌月に受け取れる2,000円のキャッシュバックキャンペーンが行われているため、多少安く契約できます。

 ④クラウドSimなら「THE WiFi」

契約期間25ヶ月
データ容量月間100GB
契約期間総額78,788円
実質月額料金3,152円
最大通信速度下り最大150Mbps 上り最大50Mbps

THE WiFiでは、au、docomo、Softbankの大手通信キャリアの回線を月間100GBまで利用できるクラウドSim型のモバイルWi-Fiを購入できます。

クラウドSim型のモバイルWi-Fiで月間100GB利用できる商品の中でも、THE WiFiは最安料金で手に入れることが可能です。

そのため、地方で生活しているけど大容量で回線が対応しているモバイルWi-Fiがほしい人やなるべく安く容量の大きいモバイルWi-Fiが欲しい人におすすめです。

さらに、THE WiFiでは、30日間お試し利用が可能であるため、実際に不便なく利用できるか不安な人や動画視聴やオンラインゲームで使えるか試したい人にもおすすめです。

⑤長期的に利用したいなら「どこよりもWiFi」

契約期間2年(自動更新あり)
データ容量月間100GB
最初2年間の料金85,800円
実質月額料金3,452円
最大通信速度下り最大150Mbps 上り最大50Mbps

どこよりもWiFiは、端末料金を支払い終えた3年目以降は、使った通信量分の料金だけを支払えばいいので、非常に安い価格でモバイルWi-Fiを利用できます。

4年目以降は、実質月額料金が3,000円を切る格安モバイルWi-Fiでありながら、対応エリアが広く、月に100GBまで利用できる点は他社には無い魅力です。

さらに、どこよりもWiFiは、解約後に端末を返却する必要が無く、万が一破損や損失してしまった場合でも高額な損害金を払う心配がありません。

また、契約してから7日以内であれば、違約金なしで解約ができるため、お試しで利用してみることも可能です。

そのため、長期的にモバイルWi-Fiをお得に利用したい人や初めてモバイルWi-Fiを利用する人は、どこよりもWiFiが非常におすすめです。

まとめ

今回は、モバイルWi-Fiはどこで買うべきなのかとモバイルWi-Fiの比較ポイント、注意点などについて解説しました。

実店舗では、実際に商品に触れつつ、店員と相談しながら購入できる点がメリットですが、その分料金が高めに設定されている点がデメリットです。

反対に、インターネットサイトでは、比較的安めでありながら、自由なタイミングで申込できますが、自分で調べて購入しなければいけないため、失敗する危険性があります。

どちらでモバイルWi-Fiを購入する場合でも、快適に利用するためには、多くの機種の中から、自分に合った商品を正しく見つけ出すことが大切です。

今回紹介した比較ポイントや注意点、用途別おすすめのモバイルWi-Fiを参考にして、ぜひ自分に合った商品を探してみてください。

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